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潜入!農業へ・・その2--はくさい編--

農業への潜入レポート第2弾です。今回は、白菜編です。白菜の収穫から出荷準備までを体験しました。
第一弾はこちらをクリック)

はくさい畑

白菜ダイジェスト版の動画はこちらも見てください。(Youtube)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

(動画にまとめました。すえちゃんのGoProで撮影です※黄緑のヤッケが私です)


真っ先に・・・畑を見て頭をよぎったのは、

「はくさいが腐ってるのではないか?」という考えでした。スーパーや八百屋で見る白菜の生き生きとした感じがないと思いました。

はくさい畑

「収穫が遅い」という説明があり。
仕方ないかぁ~「白菜の収穫体験だけのための収穫作業」が実態なんだろうな!と、納得した。

このままでは、手抜き作業になってしまうのも潜入調査の意味がなさないので、商品の白菜と信じ込み、収穫作業に集中した。


◆はくさいの収穫作業◆

  白菜収穫作業

【収穫方法】
1.はくさいを横に倒し
2.1~2枚ほどはがし
3.根元から切る
5.廃棄の場合は、遠くに投げる
4.商品野菜はトラックに積む

【廃棄する判断】
・切った根本が茶色に変色している
・はくさい本体がフカフカ

動画ご参照下さい(黄緑のヤッケが私です)

切る作業3名と積み込む作業3名で分担して作業しました。腰痛持ちの私にとっては、非常にツライ作業でしたが、大地の恵みを感じながら、心地よい風の中作業に励みました。

最初は、廃棄する判断が素人の我々には難しく、すべて廃棄に見えてしまうのが難点でした。「食べれるのかなぁ」という茶色になっている白菜でも、根元を見ると、シャキシャキ感があったり。表面的に青くても、中身がブカブカの腐っている白菜があったり・・・

モジモジしている我々を見て、先生から、「難しく考えなくていい」と言われたので、作業時間もテキパキできるようになりました。

作業を続けること数分。作業に慣れてきて・・・・

「白菜1個〇〇円で、~~これは対価に合わないなぁ」
「もっと、効率的にできないのかなぁ」
「通常は何人でやっているのだろう?!」
「儲からないよなぁ~」

と、我々は、手数より口数が増えてきました。

農作業素人の我々は、目の前の作業しか見えていないので、目の前の作業についての感想や反省・工夫やしか思いつかないのが現状でした。もちろん私も!!!


--全体像を見ていない人には、目の前の作業しか見えない--

--目の前の作業をやっていない人は、全体像がつかめない--

 

私自身・・・よく社員や部下・後輩には言ったものだ。

その当時の私は、本当に現場を理解していたのか?!怪しいもんだな(笑)。
😅😅😅

はくさい

さて、2トントラックの荷台がいっぱいになったので収穫完了!!


◆はくさいの出荷準備作業◆

トラックから、作業場に白菜の荷下ろし作業。

おねぇさんたち(屈強な!おばあちゃん)のお手伝いが加わり、白菜のバケツリレーが開始!!

ハイヨ!ハイヨ!との掛け声とともに、宙を飛ぶ白菜。。キャッチングした白菜を、やさしく、次のおねえさんに気を使いながら渡し。振り向くと、白菜が宙を舞ってくる。おねえさんの笑い声がとてもステキでした。

※さすがに、この作業は人的作業になる。IT化は無理だな。。 

荷下ろしが終わり、白菜の出荷準備に取り掛かる。

白菜の出荷準備

【出荷準備】
1.はくさいの外の葉っぱを枯れていない場所まではがし
2.根元を整え切る
3.根本が茶色がかったものと新鮮なものを区別しておく
(商品にするものと、キムチや加工品にするものを区別)


白菜は腐ってくると、ヌルヌルなんです。

全体が茶色で、持つとヌルヌルで、「これは食べれない」と、思っても、剥いていくと、ステキな白菜になる。※このヌルヌルは、栄養成分(ビタミンCやカリウム)らしい。

「見た目がだめでも、中身が新鮮なものがある。」 

人も白菜も同じですね。。。

時々、葉にゴマのような黒い斑点があるものが出てくる。腐っているのかな?と思っていたら、「ポリフェノール」らしく、腐っているわけではないようで、温度変化などで白菜のストレスでポリフェノールが現れるらしいのです。

きれいな白菜

この作業は、切れる包丁がBEST!

 

今回の農作業を体感して気づくことがたくさんありました。

食べれるのに廃棄する白菜が多いことに違和感を感じました。消費者の求める白菜にするためには、キレイで均一でなければいけないこと。

・傷があればゴミになる白菜
・小さくなったらゴミになる白菜

消費者のニーズを考えると廃棄(ゴミ)が増える!という方程式。私自身、消費者ですので・・・なんとも言えませんが。

体験の仕方・考え方をしっかりと準備し、自らが体験することが経験値UPになるものだと改めて思いました。白菜愛に目覚めた瞬間です。

途絶えることない「好奇心」は、行動へと変化し、その体験は己の成長につながり、自分自身にスキル(経験値)を「あたえる」ことで、関わる全ての人に幸せを「あたえる」ことを目指しております。

経験値UP!!アット・エルうめざわ


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